FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

パートナーとの別れ

こんばんは、精子提供ボランティアのかずとです


長きにわたる話し合いの結果、パートナーといったん別れることになりました。

提供活動をパートナーに明かしてから、パートナーには沢山悲しい思いをさせてしまいました。

パートナーは、僕がしている提供活動を、自分のことのように考え、胸を痛め、不安に押しつぶされそうになり、悲しみから抜け出せなくなってしまいました。4年間付き合いましたし、卒業旅行で、ほぼハネムーンプランの1週間イタリア旅まで共にした我々でしたが、このような形になってしまいました。パートナーは、彼女なりに自分の心が救われる方法を模索し続けてくれました。パートナーは、彼女の両親や兄弟、いとこ、友人にも私が提供活動をしていることを話したいと願いました。私は断固拒絶しましたが、パートナーの心に限界がきていまい、私も手立てがなくなり、お話することを認めました。勝手に言いつけたりはしないでくれました。私は、ご両親に謝罪しました。パートナーの両親は活動を金輪際やめろと、話されました。あなたたちだけ幸せでいてくれたらよい、別れなくてよいから、もう活動はやめてくれ、と仰りました。

パートナーはなぜ僕が提供活動をしてしまったんだということで、悩み続けました。つねにその点を責められ続けました。そして、パートナーは、僕が一人になったらかわいそうだから、僕の家族にも伝えることを思いつき提案してきました。

僕は言いました。

「君が僕を捨てるということになれば、僕はひとりになる。それが辛かったら、また心を打ち明ける人を見つけるから、僕のタイミングで自分の家族には話させてくれ。」

「でもそしたらあなたはひとりじゃない」

「僕には提供を受けている仲間がいる。自分の遺伝上の子どもをあきらめて、僕の提供を受けて、子どもができたことをそれでも喜んでくれるんだよ。その心のつながりは僕にとってかけがえのないものだよ。僕はひとりじゃない。」

「でも、自分の親に話して少し気持が楽になったように、あなたの親族にも話したら、楽になれるきがするの。お願いだから、一緒にはなすから、話そう。」

「僕は弟に話しているし、君は提供のことを理解してくれてはいない。ずっと犯罪者扱いをしてきたじゃないか。本も読んではくれなかった。理解をしてくれていない君と親族に話すことは、出頭してくれと頼まれているような気持ちで、したくない。それに一番理解して欲しい君にずっと攻撃を受けてきたから、僕はひとりなんだよ。」

「ごめんね。ごめんね。つらい気持ちが抑えられないの。もうどうしていいか分からないの。ごめんね。ごめんね。」

「僕は理解して欲しい。ただそれだけなんだ。君に言われて活動もやめたし、君の両親にも報告したけど、なんで僕はずっと犯罪者のままなの。僕は耐えられない。君ももう楽になりたいだろう。」

「私は、必ず乗り越えられると思ってたよ。」

「なんでそういってくれなかったんだよ。そしたら、僕だって、こんなに辛くはなかったよ。拒絶されつづけてるとしか思ってなかったよ。」

「ごめん。理解しようと頑張るよ。本を読もうと思う。」


次の日、

「本を読んでみたけど、難しくてやっぱり分からない。」

「すまいる親の会の冊子なら、シンプルだから、一緒に読もう。」

AIDにおける女性の気持ち

『誰にも相談できませんでした。ただただ涙があふれてきて、悲しみからぬけだせませんでした。』

「私もこういう気持ちなんだよ。なんで、私がこんな思いをしなきゃいけないの。」

「だって人助けじゃないか。苦しんでいる人たちの話を聞いたことはないだろう。」

「研究室の友達が理解してくれたから、嬉しいんでしょ。私が理解できないのを軽蔑してるんでしょ。」

「研究室の友達はあくまで無責任だよ。だから、理解したようなことをいってくれたんだ。それはわかってるよ。」

「私だって、あなたじゃなくて他の人だったら、理解してたよ!!!!!!!!!」

「でもそれって差別だろうが!!」


彼女感情を抑えられなくなり暴れ出す。自分自身をたたきだしていたので、とりあえず抑える。


「そう。私は差別してる。だから受け入れられない。あなたみたいに勇敢じゃないの。ついていけないんだ。」

「僕も君をずっと苦しめているのは僕だと分かっているよ。君にも勝手に責任をおしつけてしまってごめん。その責任に押しつぶされていく君をずっと見てきたよ。もう、大丈夫だから、君のいとこが言うように他に男はいくらでもいる。君がこんなに辛い思いをして、背負い続ける必要はないよ。」

「なんで私を解放するの?」

「職場の人にも打ち明けて相談したんだ。そしたら、君が話すお父さんの言葉(普通が一番)や、いとこの話(他にも男がいる)は、本当は君が言いたいことなんじゃないかっていってたんだ。すごい納得してしまって。君はそれを望んでいるんだろう!?」

「いったん距離を置いてみよう。」

「僕は、君をサポートする。絶対に。だから、仕事を止めてまで、専門学校にいくんだから、絶対全てを投げ出して、実家に帰るなんていわないでおくれ。何度も、君はどうするかわからない、帰るかどうか分からないというけど、僕はそれが一番怖いし辛い。」

「…わかった。解放してくれてありがとう。東京のひとってだから結婚しないのかもね。」


合鍵を返しあい、手元には、宙ぶらりんの自分の家の鍵、君のものだったはずの鍵が帰ってきました。人生の第一部が完結した気分だよと、いつのまにかくすみきった鍵をみつめて、言いました。

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 精子バンク・精子提供へ
にほんブログ村


関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール&HP

名前・かずと/年齢・25歳/身長・178cm/体重・70kg/血液型・O型
プロフィール詳細

かずと

Author:かずと
精子提供ボランティア最前線管理人のかずとです。関東を中心に活動しています。
LGBT・無精子症・選択的シングルマザーご希望の方。精子提供者・精子ドナーとしてご協力いたします。

にほんブログ村

FC2ブログランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。